第2弾:【認知症・向き合い方編】
第2弾:【認知症・向き合い方編】私の親「もしかして?」と思った時に家族ができること
Q1. 親が認知症の受診を拒否する場合、どう誘えばいい?
A.「物忘れ外来」ではなく、まずは「いつものお医者さん」へ。
「自分はボケていない!」と拒むのは、本人が一番不安だからです。「最近疲れやすいみたいだから健康診断に行こう」「血圧の薬をもらいに行こう」など、認知症を直接の理由にしない誘い方がスムーズです。
Q2.何度も同じことを言われて、つい怒鳴ってしまいます…。
A.自分を責めないでください。認知症ケアの基本「3つの“ない”」を知るだけで心は軽くなります。
1.否定しない、2. 叱らない、3. 驚かせない。認知症の方は「出来事」は忘れても、その時に感じた「嫌な感情」は強く残ります。一度受け止めることで、お互いの心が落ち着きます。
Q3. 近所に迷惑をかけそうで、外出させるのが怖いです。
家族だけで「隠す」よりも自治体や地域のサービスを頼り「地域の味方」を増やすのが、安心な過ごし方です。
自治体の「見守りシール」を活用したり、プロの見守りがあるデイサービスを利用したりすることで、ご本人の不安が解消され、結果として夜間の徘徊や不穏が落ち着くケースも多いです。地域のケアマネジャーに相談し、見守りのネットワークを作ることが大切です。
★次回予告:【住まい・決断編】
「そろそろ家では限界かも……」と感じた時に知っておきたい、施設入居のリアルなお金と、後悔しない選び方について解説します。